青森のニュース

<鳥インフル>24時間態勢 青森県職員疲弊

 青森市の家禽(かきん)農場で2日、2例目の高病原性鳥インフルエンザが発生した。1例目の発生から24時間態勢で殺処分や埋却作業に当たっている県職員は疲労と焦りの色を濃くしている。
 「資材を方々からかき集めている。今回は(遺伝子検査前に判定されたため)準備時間がない」と県農林水産部の高谷清孝次長は話す。延べ339人の県職員を動員した1例目から間を空けずに殺処分作業が追加された。今回は472人を投入するが、バケツや二酸化炭素など、作業に必要な資材が足りないという。
 途中だった1例目の埋却作業は、72時間以内に終えたいとしていた畜舎内の飼料、ふんなどを2日のうちに埋却完了できる見込みだった。畜舎外に積まれた使用済みの敷料のおがくずなどは後回しとなった。
 2日未明からの暴風による停電で、クレーンや消毒機材が停止するトラブルもあった。過酷な作業に当たる職員らについて県の担当者は「寒い中、昼夜問わず作業を続けて相当なストレスを感じている状態」と気に掛ける。
 殺処分したアヒルの埋却先も悩みの種だという。既に埋却溝は不足している状態で、県は市との協議や調整に奔走する。


関連ページ: 青森 社会

2016年12月03日土曜日


先頭に戻る