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<山形知事選>自民擁立断念 現職態勢固め

吉村美栄子氏

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)は、告示まであと1カ月に迫った。3選を目指し立候補を表明した無所属現職の吉村美栄子氏(65)は既に山形市内に事務所を構え、選挙戦に向けて着々と態勢固めを図る。県議会最大会派の自民党は11月末、独自候補の擁立を断念した。現時点で他に立候補の動きはなく、2013年の前回知事選に続いて2回連続で無投票となる公算が大きくなっている。
 吉村氏は3日、山形市で記者会見を開き、「県民総活躍」など知事選へ向けた5項目にわたる政策の柱を発表。「山形創生を力強く進めていくことが、私の使命であり役割だ」と続投に意欲を見せた。
 県議会9月定例会で立候補を表明して以降、吉村氏に推薦を出した団体・企業は連合山形や県農協政治連盟、県町村会など700を超えた。これまでに山形、上山など3市6町で150〜700人規模の県政報告会を計10回開催し、支持基盤の強化も進めている。
 吉村氏は09年、13年の知事選で、民主(現民進)、共産、社民3党の支援や支持を受けた。
 各党とも今回の知事選への対応は決めていないが、民進、社民両党県連は推薦要請があれば応じる考えだ。共産党県委員会は、吉村氏と政策協議をした後に判断する方針。本間和也委員長は初陣から支えてきた経緯から「対立候補を立てない可能性が高い」と言う。
 前回に続き、今回も不戦敗となる自民党県連は11月27日、吉村氏と政策協定を結ばない方針を確認した。前回、自民党は自主投票で臨み、県議の大半が吉村氏を支援した経緯がある。
 金沢忠一幹事長は「新たな候補者が出る可能性もあり、知事選対応の協議は続ける」と説明。前回、自民党と足並みをそろえた公明党県本部の菊池文昭代表は「まだ何も決まっていない」と態度を保留している。


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2016年12月05日月曜日


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