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<未指定廃>3トンを指定申請へ

 東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された廃棄物の処理問題で、放射能濃度が国の基準値(1キログラム当たり8000ベクレル)を超えるとみられながら未指定の宮城県亘理町内の廃棄物約3トンについて、町が改めて国に指定申請する方針を固めたことが5日、分かった。
 約3トンはこれまで、風評被害防止などを理由に町の判断で指定を申請していなかった。町は指定廃棄物の保管場所などに関し住民説明会を実施した上で、来年度に国に指定申請を行う。
 現在、未指定の廃棄物は農家2軒が保管し、町内にはそれ以外に指定廃棄物はない。町の担当者は「農家にこれ以上負担を強いないためにも国の支援を受けながら町が管理し、最終的には国の責任で処理してもらう」と話した。
 自治体判断で指定扱いとなっていない廃棄物は県内に約2500トンあるとされていたが、環境省が本年度実施した放射能濃度測定の結果、国の基準値を超えたのは約570トンだった。このうち亘理町では稲わらなど約3トンが基準を上回っていた。


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2016年12月06日火曜日


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