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シンガポール支援で再建 大統領が保育所視察

子どもたちが描いた似顔絵に笑顔を見せるタン大統領夫妻

 シンガポールのトニー・タン大統領(76)は5日、東日本大震災の被災地の宮城県七ケ浜町を訪問し、保育所を視察した。保育所は震災で建物の床が陥没して使えなくなり、シンガポール赤十字社の寄付で建て替えられた。
 メアリー夫人(76)と町遠山保育所を訪れたタン大統領は、児童や町関係者らの歓迎を受けた。ホールで開かれた交流会で、寺沢薫町長(62)は「町の歴史に残る一日になった。心温まる支援のおかげで、子どもたちに笑顔が戻った」と寄付に感謝した。
 児童たちはこの日が誕生日のメアリー夫人にサプライズで「ハッピーバースデー」を歌い、千代紙で作った首飾りを贈った。大統領夫妻は、子どもたちが描いた似顔絵に星や花などを書き足し、笑顔を浮かべた。
 遠山保育所は約3億円の寄付で建て替えられ、2013年5月に開所した。町はこのほか約4600万円の寄付を受け、汐見小の敷地内に児童保育館を建設する。
 シンガポール赤十字社は国民から寄せられた義援金を七ケ浜町のほか、被災地の陸前高田、相馬両市に施設建設費用として寄付している。


2016年12月06日火曜日


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