青森のニュース

<鳥インフル>農場対策「青森と新潟不十分」

 農林水産省は5日、高病原性鳥インフルエンザが発生した青森県と新潟県の計3カ所の農場を調査した結果、近くに水鳥が飛来する池や沼があり、鶏舎の金網などに破損があったと発表した。農水省は、各農場が鳥インフルエンザ予防対策などを定めた飼養衛生管理基準に違反していないものの「(対策が)十分ではなかった」との認識を示した。
 農水省は鶏舎の破損部分から野鳥や小型動物が侵入し、鶏などが鳥インフルエンザウイルスに感染した可能性があると指摘。調査結果を全都道府県に情報提供し、鶏舎の破損部分の有無のチェックや修復など対策の強化を促した。
 調査結果によると、青森市の農場はカモが飛来するため池と沼地に隣接。家禽(かきん)舎の基礎部分にひび割れがあり、小型野鳥の侵入が可能という。家禽舎内でネズミが見つかった。
 新潟県関川村の農場もため池に隣接。鶏舎を囲む金網が破れている部分があり、野鳥や野生動物が侵入できるという。上越市の農場もため池や湖沼が近くにあり、鶏舎を囲む金網の破れや壁の破損があったという。
 農水省は同日、今月2日に青森市の農場で検出された高病原性鳥インフルエンザウイルスが、同市の系列農場や新潟県関川村と上越市のウイルスと同型の「H5N6型」と遺伝子検査で判明したと発表した。


関連ページ: 青森 政治・行政

2016年12月06日火曜日


先頭に戻る