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<ラグビーW杯>釜石の会場 事業費最大40億円

 釜石市は5日までに、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場として整備するスタジアムについて、事業費が7億〜8億円増えて約40億円に膨らむ可能性があることを明らかにした。大会運営組織のW杯リミテッドから設備拡充の要求があった。市は東日本大震災からの復興途上にあることを訴え、事業費圧縮を図る。
 スタジアムは敷地約9万平方メートルで、観客席は1万6000(うち仮設1万)を設ける計画。概算事業費は31億9800万円で、復興交付金や助成金を除く市と岩手県の負担分は5億〜6億円の見込みだった。
 W杯リミテッドは今年4月のヒアリングを経て、仮設を含む全席を個別の座席にすることやスタンド屋根の拡大、大型ビジョン増設など7項目を市に求めた。
 市と県は整備を受け持つ仮設席について、低コスト化をW杯リミテッドに要望した。特別交付税措置を国に求めるなど財源確保にも取り組む。
 野田武則市長は「仮設住宅で大勢の市民が入っている現状で、多大な出費はできない。交渉段階だが、W杯リミテッドは理解を示し始めたような感触を得ている」と説明する。


2016年12月06日火曜日


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