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<ILC>研究者に岩手PR 国際会議スタート

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」計画の実現を目指すリニアコライダー国際会議(LCWS)が5日、盛岡市のアイーナを主会場に始まった。国内外の研究者約350人が9日までの5日間、最新技術を発表するほか、建設候補地となっている岩手県南と宮城県北にまたがる北上山地を視察する。
 ILCを推進する国際研究者組織「リニアコライダー・コラボレーション」(LCC)の主催。初日は全体集会があり、達増拓也知事が北上山地の安定した岩盤や自然豊かな風土など研究環境を説明。「研究に携わる皆さんや家族が快適に暮らしていけるよう、県民挙げてサポートする」と英語でアピールした。
 6〜8日は分科会を開き、加速器などの最新技術や研究成果を議論する。最終日の9日は閉会式と一関市大東町で建設候補地の視察を予定している。
 県と東北ILC準備室はアイーナで、岩手の観光や食、文化などを紹介する「いわてまるごとフェア」、加速器関連技術を有する国内企業展示会を開催する。
 LCWS現地実行委員長の成田晋也岩手大理工学部教授は「研究の発展につながるような実りある議論をするとともに、世界の研究者に岩手を知ってもらう場にもしたい」と話した。


2016年12月06日火曜日


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