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誤診で手術し後遺症 秋田大病院に賠償命令

 秋田大病院(秋田市)で1997年9月、秋田市の男性が左肩の腫瘍を悪性の脂肪肉腫と誤診され、必要のない手術を受けて副神経を損傷し後遺症となったとして、2010年に同病院を設置する秋田大に6000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、秋田地裁(斉藤顕裁判長)は5日、病院側に約800万円の支払いを命じた。
 判決によると、病院側が検査結果などから脂肪肉腫の疑いがあると診断したことは相当で、手術自体は違法ではないと認定。その上で、手術当時、副神経の損傷を防ぐ方法が報告されていたのに医師が具体的な措置を講じなかったと指摘し、「病院側に過失がなかったとはいえない」と判断した。
 同大の担当者は「判決文を精査した上で対応を検討したい」と話した。


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2016年12月06日火曜日


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