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<サイエンスパーク>滞在施設着工 観光活用も

サイエンスパークに整備される宿泊滞在複合施設のイメージ

 鶴岡市のバイオサイエンスパークで5日、総合デベロッパー「ヤマガタデザイン」(鶴岡市)が整備する宿泊滞在複合施設「サイエンスパークヴィレッジ(仮称)」が着工された。国内外の研究者に加え、観光客や住民の活用も視野に2018年夏の開業を目指す。
 同社が手掛ける初の建物になる。施設は地上2階、延べ床面積約7500平方メートル。レストランなどが並ぶ共用棟のほか、木造を基調とした客室棟3棟に4タイプの客室計150室とクリニックが入る。地下1000メートルの源泉を利用した温泉浴場も併設する。
 世界的な建築家坂茂氏が設計した。事業費は約40億円を見込む。
 起工式が同日あり、約70人が出席。起工式前の事業説明会で同社の山中大介社長は「里山の原風景を残せるデザイン。インバウンド(訪日外国人旅行者)需要を取り込むとともに住民に利用してもらい、地域の生活環境の向上に寄与したい」と語った。
 サイエンスパークはJR鶴岡駅北西部にあり、慶応大先端生命科学研究所や合成クモ糸繊維の実用化を目指すスパイバー社などが立地する。市が全体の21.5ヘクタールのうち7.5ヘクタールを開発。整備を加速させるためヤマガタデザイン社が事業主体となった。
 同社は今後、「新産業」や「教育」エリアの造成・施設整備を進める。


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2016年12月06日火曜日


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