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仙台ユース出身道渕「成長した姿ユアスタで」

来季入団するJ1甲府のユニホームに袖を通し、記念撮影する道渕(右)。左は甲府の佐久間GM=11月29日、明大

 J1仙台の下部組織で育った明大4年のMF道渕諒平が来季、J1甲府に入団する。大学入学後、サイドハーフに転向してから頭角を現し、憧れだったプロへの道を切り開いた。「主力に定着し、チームが苦しい時に貢献できる選手になる」と張り切っている。
 道渕は仙台市出身。仙台のジュニアユース(中学生)、ユース(高校生)でプレーし、仙台がJ1で準優勝した2012年にはトップチームの練習に参加した経験を持つ。下部組織では守備的MFやトップ下といったポジションを担った。
 大学2年の時、1対1やフィジカルの強さに着目した明大の栗田監督が、より攻撃的なサイドアタッカーを任せた。本人はもともと「攻撃の方が好き」と言い、ユース時代に得意ではなかったドリブル練習に磨きをかける。
 「ボールを持ったら失わない」と栗田監督がうなる高い技術を身に付け、道渕自身も「高校生の時を思うと想像できない」と驚くほどの成長を遂げた。
 今年夏、獲得に興味を示していた仙台の練習に参加する予定だったが、早い段階で熱心に誘ってくれた甲府に恩義を感じ、夏を待たずに入団を決めた。交渉に当たった甲府の佐久間副社長兼GMは「(仙台を選択できる可能性があった)本人は相当悩んだだろう」と心情を思いやり、「球際やフィジカルの強さが魅力。ドリブルで切り裂いていってほしい」と飛躍を願う。
 道渕は「地元への思いを断ち切ってでも、甲府は自分の特長が生きるチームだと思う。憧れのユアスタ仙台で成長した姿を見せたい」と意気込んだ。(剣持雄治)


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2016年12月06日火曜日


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