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<飼料米水増し>農政局が交付金返還命令

 2015年の飼料用米の生産量を他の生産者から購入したくず米で水増しし、飼料用米に関する交付金を不正に受給したとして、東北農政局は6日、青森県東北町の農事組合法人青森マエダライスの飼料用米の取り組み計画の認定を取り消し、交付金約1600万円を返還するよう命じた。
 東北農政局によると、マエダライスは15年、飼料用米の生産で約4500万円の交付金を受給。そのうち約1600万円分に当たる飼料用もみ114トンの中に、他の生産者から購入した主食用米玄米の基準に満たない「ふるい下米(したまい)」が33トン混ざっていた。114トンは農産物検査を経て畜産農家に販売されていた。
 飼料用米はもみと玄米に分類されており、玄米にもみが混入することは3%までしか認められていないが、もみには玄米の混入に対する制限がない。対象となったもみは規格上、問題がないため、農産物検査では混入が発覚しなかったとみられる。
 飼料用米に関する交付金は10アール当たりの収穫量に応じ、5万5000〜10万5000円で変動する。マエダライスは購入したふるい下米で10アール当たりの収穫量を水増しし、実際より多くの交付金を受け取っていたという。
 東北農政局は情報提供に基づいて、3月23日〜9月20日、マエダライスの調査を実施していた。


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2016年12月07日水曜日


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