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岩手デザイン発信 地元クリエーター結集

盛岡市であったイベントで岩手ADCの発足を報告する小笠原さん(中央)とメンバー

 岩手県を拠点に広告や商品パッケージを手掛けるデザイナーらプロのクリエーター有志が「岩手アートディレクターズクラブ(岩手ADC)」を結成した。作品公開審査会や作品年鑑の制作を通して交流を深め、岩手のデザイン界のレベルアップを目指す。
 グラフィックデザイナーやイラストレーター、写真家ら約20人で発足し、会員を募集している。広告やポスター、出版物のデザインなどプロで活動する幅広い分野のクリエーターに参加を呼び掛けている。
 メインの活動は年1回の作品公開審査会。県内の企業や団体の依頼を受けて制作したポスターや新聞雑誌広告、テレビコマーシャル、キャラクターなどの部門で作品を広く募集する。
 県内で活動するプロのクリエーターなら誰でも応募できる。会員投票で各部門賞などを決定する。入賞作品は作品年鑑にまとめ、商工会議所や企業に配布し、人材と創造力をアピールしビジネスにつなげる。
 会員で雑誌の編集などを手掛ける盛岡市のアートディレクター木村敦子さん(48)は「地元のクリエーターだからこそ企業の希望に合うデザインを提案できる。東京だけでなく岩手にも活躍の場があることを若手に示したい」と意気込む。
 事務局長で盛岡市のグラフィックデザイナー小笠原一志さん(49)は「東日本大震災後、被災地域の商品を売り込む中でパッケージデザインの重要性が見直された。クリエーターの力を底上げし、岩手を盛り上げる」と話す。
 初の作品公開審査会は、来年1月28日に盛岡市北飯岡の県工業技術センターで開催する。作品エントリーは今月26日〜1月13日。連絡先は小笠原さん019(604)5020。


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2016年12月07日水曜日


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