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<鹿角運転手強殺>被告「強盗目的なかった」

 秋田県鹿角市の道の駅駐車場で昨年9月、同市花輪、タクシー運転手田中義次さん=当時(66)=が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた同市花輪、無職東屋仁被告(56)の裁判員裁判の初公判が6日、秋田地裁であった。被告は「強盗目的ではなかった」と起訴内容を一部否認した。
 検察側は冒頭陳述などで、被告に消費者金融の借金があったことなどを挙げ、「生活に困って強盗に及んだ」と指摘した。弁護側は、被告が刃物で田中さんを殺害したことは認めたが、「金品目的ではない」と主張。「軽度の発達障害があり、退職を受け入れてもらえない会社を辞めるために犯行に至った」と説明した。
 起訴状などによると、被告は昨年9月5日夜、金品を奪う目的で田中さんのタクシーに乗車し「道の駅かづの」駐車場まで走らせた後、田中さんに小刀を突き付けて脅迫。抵抗されたことから胸や腹などを刺して殺害し、車外に倒れていた田中さんを自らの乗用車でひいたとされる。


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2016年12月07日水曜日


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