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<養殖カキ>被災長面浦 出荷始まる

慣れた手さばきでカキの殻をむく生産者ら

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の北上川河口の長面浦で養殖された生食用カキの出荷が始まり生産者が殻むき作業に追われている。
 作業は5日に始まった。7日は約20人が午前7時ごろから、県漁協河北町支所の処理場で作業を開始。ナイフを器用に扱い、前日に水揚げしたカキの殻をむいていった。
 長面浦の漁場は穏やかでプランクトンが豊富な清流が流れ込む。カキは栄養豊富な海で、種付けから約8カ月で約10センチの出荷サイズまで成育する。1年半〜2年かけて養殖する他の浜とは異なり、出荷は例年12月上旬ごろに始まる。
 カキ養殖業の小川滋夫さん(66)は「水温が平年より若干高く心配したが、実入りはいい。長面のカキは白いのが特長で、今年は色味も良い」と声を弾ませる。
 加熱用も含め来年5月まで作業は続き、1日約200キロを県漁協に出荷する。処理場には直売所もあり、1キロ2500円で販売。営業時間は午前7時〜正午。日曜定休。


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2016年12月08日木曜日


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