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法定消防訓練 宮城・大和町が6年実施せず

消防訓練を一度も行っていないことが判明した大和町役場庁舎

 宮城県大和町が消防法で義務付けられている役場庁舎の消防訓練を6年以上実施していないことが7日、分かった。町は2010年5月に現在の同町吉岡地区に庁舎を移転したが、現庁舎で一度も消防訓練を行っていないことになる。
 庁舎を管理する町財政課によると、庁舎移転後の11年2月、消防法に基づき、当時の町財政課長を庁舎の防火管理者として消防計画を作成し、所轄となる黒川地域行政事務組合黒川消防署に計画を届け出た。
 この消防計画の中で、町は「年2回の消防訓練実施」を定めており、財政課長の異動に合わせて、消防計画も3回更新したが、訓練は実施しなかった。
 消防庁予防課によると、消防法と同法施行規則などは、不特定多数の人が利用する建造物について、防火管理者の選任や消防計画の作成、年1回の消防訓練の実施を義務付けており、消防署の指導に従わない場合は刑事処罰の対象になる。
 浅野元・町長は「態勢を整え、速やかに訓練を実施する」としている。町財政課は「訓練の実施が義務であることを失念していた。大変申し訳ない。計画を立て、1月には実施したい」と話している。


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2016年12月08日木曜日


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