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ベストピッチ賞にユアスタ仙台

Jリーグのベストピッチ賞に選ばれたユアスタ仙台=11月3日の仙台−磐田戦

 Jリーグは7日、ピッチの芝の状態などが最も優秀なリーグ戦の試合会場に贈られる今季のベストピッチ賞にJ1仙台の本拠地、ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ仙台、仙台市)を初めて選んだ。受賞はほかに、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市)豊田スタジアム(愛知県豊田市)埼玉スタジアム2002(さいたま市)。
 最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」には今季22試合4得点と活躍し、リオデジャネイロ五輪にも出場したG大阪の井手口陽介(20)を選出。最優秀監督賞は7年ぶり8度目のリーグ制覇を達成した鹿島の石井正忠監督(49)が初受賞。
 フェアプレー賞高円宮杯は広島が5年連続6度目の受賞で、フェアプレー個人賞にはFC東京の秋元陽太(29)と甲府の田中佑昌(30)を初選出。最優秀育成クラブ賞にはG大阪が選ばれた。最優秀主審賞は西村雄一(44)=仙台市在住=が8年連続8度目、最優秀副審賞は名木利幸(45)が初の受賞。
 最優秀選手賞やベストイレブンは20日の年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」で発表される。

◎J1仙台・渡辺監督「感謝の気持ちピッチで示す」

 ユアスタ仙台のベストピッチ賞初選出に仙台の渡辺監督は「うれしいと同時に身の引き締まる思い。ピッチで感謝の気持ちを示したい」と話した。
 渡辺監督は「今季は攻撃に力を入れるスタイルのため、球が走るよう試合前に水をまいていただいた」と施設側の配慮に感謝し、「(クラブマスコットの)ベガッ太も(マスコット総選挙で)1位。あとはわれわれだけ」と初タイトルへの意欲をにじませた。
 ユアスタ仙台は1997年、サッカー、ラグビーなどの専用競技場「仙台スタジアム」として完成。2006年に電気工事業「ユアテック」(仙台市)が命名権を取得した。09年に芝を全面的に張り替えて散水設備なども改良し、来年、開設20年の節目を迎える。
 仙台市営地下鉄南北線の泉中央駅に近く、ピッチと観客席が接近して「劇場型」とも言われる。所有者である仙台市の奥山恵美子市長は「今回の受賞を誇りにさらに努力を重ね、より一層、選手やサポーターに愛されるピッチを提供していく」とコメントした。

<Jリーグベストピッチ賞>リーグ戦でホームゲームの2分の1以上を開催した本拠地が対象。ピッチが最も優秀と認められたスタジアムに記念品が贈られる。マッチコミッショナーの評価を基にチェアマンが決める。01年に制定された。


2016年12月08日木曜日


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