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キリシタン伝承 紙芝居使い紹介

サンタクロースからのプレゼントもあったクリスマス会

 キリシタン殉教の地として知られる岩手県一関市藤沢町の大籠地区で4日、キリシタン伝承を縁に岩手、宮城県境の住民が交流する手作りのクリスマスパーティーがあった。
 市の藤沢市民センターが初めて企画し、大籠キリシタン史跡保存会が協力。殉教者の慰霊祭「キリシタンの里まつり」が続けられている登米市や仙台市からも参加者を募り、会場の郷土文化保存伝習館は約80人でにぎわった。
 地元の郷土史家が紙芝居を上演。キリシタンが担った製鉄で栄えながら、江戸幕府の弾圧で約300人が殉教した歴史を分かりやすく紹介した。
 子どもたちは真剣な表情で聞き入り、藤沢小4年千葉伶君(10)は「大籠のキリシタンの歴史を初めて知り、かわいそうだった」と話した。
 カボチャはっとの振る舞いやクリスマスイルミネーションの飾り付けもあった。大籠キリシタン資料館の沼倉孝憲館長は「県境の住民がより連携し、地域文化を発信したい」と話した。


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2016年12月08日木曜日


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