岩手のニュース

「桜」連休明けも楽しんで 展勝地に植樹

市民が八重桜の苗木を植えた植樹祭

 岩手県北上市は桜の名所・展勝地の花見シーズンを5月中旬まで延ばそうと、八重桜78本を植樹した。桜並木のソメイヨシノが4月中に満開を迎えるため、春の大型連休を過ぎても花見を楽しめる環境を整える。2021年には展勝地が開園して100周年となる。市は節目に向け、「桜の街北上」をアピールする。

 北上川河畔2キロの桜並木のソメイヨシノは例年、4月中旬に開花し、下旬までに満開となる。今年は暖冬の影響で大型連休前に花びらが散り始めた。
 市は展勝地に新たに植える樹種を選定。ソメイヨシノより開花が遅く、種類によって色や開花時期が異なる八重桜に決めた。
 桜並木東側のお花見広場にシロタエ、ベニユタカ、ヨウキヒなど6種類の八重桜を植えた。11月下旬にあった植樹祭では、市民ら約70人が仮植えされた苗木にスコップで土をかけ、倒れないように足で踏み固めた。一部は17年春に咲き始める。
 市は展勝地の開園100周年を前に、桜並木近くに児童公園を整備し、周辺の市立博物館を改修した。11日には日本現代詩歌文学館(北上市)で「展勝地における観光の在り方」と題したフォーラムを開き、市民の関心を高める。
 高橋敏彦市長は「19年ラグビーワールドカップ、20年東京五輪など世界的なイベントを活用しながら、展勝地100周年を盛り上げたい」と話す。


関連ページ: 岩手 社会

2016年12月08日木曜日


先頭に戻る