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<全町避難>浪江町 介護サービス17年4月再開

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県浪江町は7日の町議会12月定例会で、町内での介護サービスを2017年4月以降に再開させる方針を示した。NPO法人などに業務委託し、運営費は町が全て負担する計画。来年3月を目標にする帰還開始に向け、高齢者の支援体制を整える。
 計画では、幾世橋地区で原発事故前に介護事業を展開していたNPO法人がデイサービスを担い、高齢者の送迎や介護に当たる。定員26人で、再開当初は十数人の利用を見込む。施設は町が借り上げる。
 他に町社会福祉協議会が訪問介護を実施。1日20〜25人を回る予定で、必要となる職員10人のうち、現段階で6人を確保し、仮事務所を今年11月、町役場本庁舎近くに設けた。
 町内で介護サービスの再開を目指す事業者は現状では他にない。町の担当者は「事業者が自立して運営するのが理想だが、(介護支援で)最低限のめどは付いた」と説明した。国の来年度予算を財源とするため、事業開始は早くとも4月中旬になる見込み。


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2016年12月08日木曜日


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