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伝統の仙台白菜ずっしり 児童が収穫

収穫した白菜を手に笑顔を見せる児童

 宮城県岩沼市玉浦小(児童399人)の校庭で8日、3年生が8月から育ててきた伝統野菜「仙台白菜(玉浦白菜)」の収穫があった。玉浦地区は戦前の一大産地で、児童は塩釜市浦戸諸島で採れた種から栽培に取り組んだ。
 収穫したのは3年生82人。玉浦白菜の由来などに詳しい明成高(仙台市青葉区)の高橋信壮(のぶたけ)教諭の指導の下、校庭の一角に設けられた畑約75平方メートルで、2〜3.5キロに育った白菜を引き抜いた。収穫後は余分な葉を除き、根を切り落とすことも学んだ。
 約130年前の白菜伝来時、国内には同じアブラナ科の植物があったため、花粉が掛け合わされて種が採りにくかった。約30年後、他の植物の花粉が飛散しない浦戸諸島で種採りに成功し、玉浦地区が生産に取り組んだとされる。
 長沼和門君(9)は「すごく大きくなって重かった。毎日、水やりや虫取りをしていた昔の人は、すごいと思った」と話した。


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2016年12月09日金曜日


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