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<仙台L>U−20で活躍の市瀬合流 決意新た

仙台Lの練習で元気な姿を見せた市瀬(左端)=8日、仙台市の泉パークタウンサッカー場

 サッカー女子、なでしこリーグの仙台レディース(仙台L)のDF市瀬菜々(19)が、3位となったパプアニューギニアでのU−20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)を終えて4日に帰国し、7日から仙台Lの練習に合流している。日本のセンターバックとして貢献した疲れも見せず、17日の皇后杯準々決勝(ユアスタ仙台)を前に「優勝したい」と気合を入れる。
 市瀬は、W杯の6試合全てにフル出場。日本は準決勝で延長の末にフランスに1−2で敗れたが、3位決定戦で米国を1−0で退け、2012年大会の最高成績に並ぶ成績を収めた。
 それでも、優勝を狙ったチームの一員として表情を曇らせる。「フランス戦は90分までは守備が効いていたが、延長戦で一瞬の隙を突かれた」と悔やむ。宮城・常盤木学園高時代にU−17W杯の優勝経験があったものの、「U−17の時と違い、スピードと体の強さの差を感じた。特にフランスは個が強かった」と世界の壁を痛感した。
 なでしこジャパンの指揮も執る高倉監督(福島市出身)から「次はなでしこで待っている」と励まされ、帰路に就いた。仙台Lの千葉監督は、身長160センチと決して大きくない市瀬の頑張りに「今季リーグ戦で起用してきた成果が出た」と成長を認める。
 「4年後の東京五輪までになでしこジャパンに入りたい。そのために、大会で出た課題を克服してレベルアップする」。仙台Lの皇后杯初タイトルも見据える高卒ルーキーは、決意を新たにした。(加藤伸一)


2016年12月09日金曜日


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