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岩手産米新品種「金色の風」と命名 のん応援

名称とロゴマークを発表する達増知事(右)とのんさん

 岩手県は8日、2017年秋に発売する県産米の最高級新品種「岩手118号」の名称を「金色(こんじき)の風」に決めた。東京・銀座で発表会があり、ロゴマークも示した。全国屈指のブランド米を目指し、首都圏を中心に販売。10月に発売した「銀河のしずく」とともに、「金銀」の2品種で岩手のコメを発信する。
 「金色の風」は、平泉町の世界遺産・中尊寺の金色堂やたわわに実った稲穂をイメージし、日本の食卓に新しい風を吹き込むという願いを込めた。
 ロゴマークは金色の風が白米を包み込むデザイン。風になびく10色でコメを生み出す太陽、空、大地、水、人などを表現した。県が広告代理店に委託し、販売店や流通業者の意見を踏まえ達増拓也知事が決めた。
 金色の風は、粘りと軟らかさのバランスが取れた食感と程よい甘みが特長。冷めても固くなりにくい。DNA解析技術を活用して突然変異させたひとめぼれの中から、でんぷん「アミロース」の含有率が低い24系統を選抜。最も食味に優れた系統を選抜し、さらにひとめぼれと交配した。
 産地は県南部に限定。県が選んだ生産者が栽培マニュアルを厳守して品質を維持する。17年度は100ヘクタールで栽培。20年度までに2000ヘクタールに順次拡大する。
 発表会には、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主演を務めた女優のんさん(本名・能年玲奈)が駆け付け、「ふたを開けた瞬間に香りが広がり、粒がふっくらとしてすごくおいしい」と話した。
 達増知事は「豊かな甘みとふわりとした食感。銀河のしずくとの2トップで県の1次産業を引っ張ってほしい」と期待した。


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2016年12月09日金曜日


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