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<富岡町>震災・地域アーカイブ施設19年度開設

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町が町内に計画するアーカイブ施設について、2019年度を目標に開設することが8日、分かった。地域の歴史や東日本大震災と原発事故の記憶を発信する拠点とする。
 郡山市で同日あった施設について検討する町民会議で、町が基本構想案を提示。施設の柱に、(1)喪失が懸念される富岡を中心とした地域性の継承(2)原発事故と地震・津波による複合災害の経験発信−を据える。
 施設は震災前の地域の歩みから災害発生後に至るまで、歴史を見渡せるようにする。地域の成り立ちや人々の営みを示す資料、原子力災害の実態など被災の爪痕を伝える「震災遺産」を中心に保存展示する。
 設置場所は、町文化交流センター「学びの森」を含めて選定中。町民や大学教授ら7人で構成する町民会議が施設の機能や情報発信方法を協議しており、16年度中に基本構想をとりまとめ、17年度に基本設計に入る予定だ。


2016年12月09日金曜日


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