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熊本の高校生いわきに修学旅行 風評被害知る

小名浜魚市場で放射性物質濃度検査について説明を受ける生徒たち

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興について学ぶため、熊本地震で被害を受けた熊本県宇土市の宇土高の生徒たちが8日、いわき市など福島県沿岸部を修学旅行で訪問した。
 2年生約250人が3班に分かれ、いわき市の小名浜魚市場、原発事故で浪江町からいわき市に移転した特別養護老人ホーム、第1原発廃炉に向けた楢葉町の研究拠点を訪れた。
 このうち魚市場では、約130人が放射性物質濃度を調べる検査場などを見学。今年5月以降は全ての検体が、国の基準(1キログラム当たり100ベクレル)の半分の50ベクレルを下回っていると知らされた。周辺海域は試験操業が続き、漁獲量が大幅に減ったままで、風評被害が残っていることも伝えられた。
 竹下愛莉さん(16)は「今も続く風評など、二次被害の大きさを感じた」と話した。里形俊弥さん(17)は「現場を実際に見たからこそ、福島の食の安全性など分かったことがあった」と語った。


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2016年12月09日金曜日


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