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<五輪合宿地>石巻市、米野球チーム誘致へ

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市は9日、2020年の東京五輪に出場する米国野球チームの事前合宿地誘致に乗り出す方針を固めた。石巻野球協会から要望書を受け取った亀山紘市長が明らかにした。
 市は今後、米大リーグ機構(MLB)ジャパン(東京)に連絡し、誘致活動を本格化させる予定。練習場として想定される同市南境の石巻市民球場は震災後、MLBや同選手会など4団体から約8000万円の支援を受け改修した。その後も元大リーガーが来日し、市内で野球教室を開くといった交流が続いている。
 石巻野球協会の森山行輝会長は、亀山市長の前向きな姿勢に「誘致に向けた下地ができた。協会を挙げて取り組みたい」と強調。亀山市長は「『復興五輪』のはずが復興に関する具体的な取り組みが見えない。ぜひ被災地で合宿してもらうよう進めたい」と話した。
 市は、東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの出発地誘致を目指し、旧国立競技場(東京)の聖火台を市総合運動公園に借り受けるなど積極的なPR活動を展開。19年のラグビーワールドカップ日本大会の公認キャンプ地と合わせ、東京五輪の7人制ラグビーの事前キャンプ地誘致にも取り組んでいる。


2016年12月10日土曜日


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