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<鹿角運転手強殺>被告に無期懲役を求刑

 秋田県鹿角市の道の駅駐車場で昨年9月、同市花輪、タクシー運転手田中義次さん=当時(66)=が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた同市花輪、無職東屋仁被告(56)の裁判員裁判の論告求刑公判が9日、秋田地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。判決は20日。
 被告に強盗目的があったか、刃物で殺害後、故意に田中さんを自らの乗用車でひいたかどうかなどが争点。
 検察側は「生活費欲しさで犯行に及んだ。ひいた後、田中さんが絶命したことを確認したことなどから故意性が認められる」と指摘。弁護側は「金品目的ではなく、ひいた認識もない。会社を辞めるためという動機は許されないが、過酷な勤務状況と軽度の発達障害を考慮すれば、酌むべき事情がないとは言えない」と主張し、殺人罪を適用して懲役14年の判決を求めた。
 起訴状などによると、被告は昨年9月5日夜、金品を奪う目的で田中さんのタクシーに乗車し「道の駅かづの」駐車場まで走らせた後、田中さんに小刀を突き付けて脅迫。抵抗されたことから胸や腹などを刺して殺害し、車外に倒れていた田中さんを乗用車でひいたとされる。


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2016年12月10日土曜日


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