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<山形知事選>吉村知事 県政運営安定化図る

 【解説】「県民党」を掲げる現職の吉村美栄子氏は、過去2回の知事選では政党推薦を受けてこなかった。今回、一転して推薦を要請する背景には、県議会最大会派の自民党の支持者を増やし、3期目の県政運営の安定化を図る狙いがあるとみられる。
 2013年の前回知事選で自民党は自主投票の対応を取り、党所属県議32人のうち22人が「吉村知事を支援する県議有志の会」に参加した。
 一方、来月に迫る知事選について、同党は11月末に独自候補擁立を断念したものの、吉村氏に対峙(たいじ)する姿勢は崩していない。加えて、表立って吉村氏を支援する同党県議はこの4年間で4人まで減り、3期目の議会運営には不安が残る。
 吉村氏の陣営にとって、自民党が推薦要請に応じないことは想定内。あえて推薦を要請することで、自民党に知事選への態度決定を迫ることになる。
 自民党が前回同様、自主投票を打ち出せば、党の縛りがなくなり、所属県議が吉村氏支援の輪に加わりやすくなる。全政党への推薦要請は、事実上の与党議員を増えす戦略と言えそうだ。(山形総局・阿部萌)


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2016年12月11日日曜日


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