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<囲碁天元戦>井山6冠防衛 一力七段及ばず

第4局の内容を振り返り検討する一力七段

 囲碁の井山裕太天元(27)に仙台市出身の一力遼七段(19)が挑む第42期天元戦5番勝負の第4局が12日、兵庫県洲本市で打たれた。井山天元が188手で白番中押し勝ちし、通算成績を3勝1敗として連覇を果たした。棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段の6冠を維持した。
 一力七段は史上初の10代での七大タイトル獲得を目指したが、ならなかった。
 黒番の一力七段が右下から右辺にかけて広く構え、白番の井山天元が隅に地を取って実利先行の立ち上がりとなった。
 中盤、一力七段が左下に手を付け、下辺に大きな模様を築く。そこに白が深く入り、黒の攻め、白のシノギの展開に。戦いは中央に拡大し、黒は左辺に地を取ったが、白は下辺の黒模様を荒らし優勢となる。終盤、黒は上辺に打ち込んで勝負を仕掛ける。白は黒の攻めをかわし、逆に中央の黒の大石を取って押し切った。
 持ち時間各3時間のうち、残りは井山天元1分、一力七段1分。

<どの碁も紙一重/井山裕太天元の話>
 難しい碁で何が最善か分からなかった。(3勝した)どの碁も紙一重の勝負で結果として勝ったが、逆に負けてもおかしくないシリーズだった。

<チャンスあった/一力遼七段の話>
 序盤から難しく、一瞬あったチャンスを生かし切れなかった。第3局、第4局の後半がまずかった。自分なりに精いっぱい打った結果なのでしょうがない。


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2016年12月13日火曜日


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