宮城のニュース

<収支報告改ざん>民進「管理体制ずさん」

収支報告書の不適正な会計処理について説明する(左から)木村、小野寺、林の3氏

 民主党(現民進党)の宮城2区総支部で政党交付金収支報告書の不適正な処理があった問題で、民進2区総支部の林宙紀支部長らが12日、宮城県庁で記者会見し「政治資金の管理体制がずさんだったと言わざるを得ない」と釈明した。
 会見には林氏のほか、2013年5月〜16年3月に支部の会計管理を実質的に担っていた仙台市議の小野寺健=泉選挙区=、木村勝好=若林選挙区=の両氏が出席した。
 説明では、14年3月に13年分の収支報告書を県選管に提出した際、12年からの繰越額が35万円少ないと指摘を受けた。小野寺氏が残高を十分確認せず、収支報告書の帳尻を合わせるため差額を上乗せ計上した。
 領収書は政党助成法で5年間の保管義務がある12年11、12月分、計57万円分の紛失が判明。13年4月に支部長だった元衆院議員今野東氏が死去し、書類を引き継いだ木村、小野寺両氏が中身を確認をしておらず、紛失時期も不明という。
 支部は収支報告書の修正手続きを進め、請求があれば出納帳簿の開示に応じる。会計を精査する作業中に13、14年分の使途目的が不明な約100万円分の領収書が見つかっており、支部は内容を調査し公表する。
 小野寺氏は「どこかに領収書があると思い、調査費として数字を加算した。落ち度はあるが改ざんとは認識していない」と説明。木村氏は「領収書の保管に甘さがあり、あってはならないこと」と述べた。
 林氏は「実質的な支部長不在の間の管理体制は、2人以外に情報が共有されないブラックボックス状態だった。税金が原資の政治資金の使途にふさわしくないものが見つかれば、関係者からの返金を含めて対応する」と話した。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年12月13日火曜日


先頭に戻る