宮城のニュース

保育士志望者に修学資金 年内に貸付制度開始

 宮城県は12日、保育士を目指す学生を対象にした返済不要の修学資金など4種類の資金貸付制度を年内に始める方針を固めた。人材不足が深刻な保育士の確保を図るとともに、自立に向けて経済的ハンディが大きい児童養護施設の退所者や、1人親家庭の親にも資格取得などの費用を支援する。
 貸し付けを行うのは(1)保育士志望の学生向け修学資金(2)子育てなどのためにいったん退職した「潜在保育士」の再就職準備費用(3)児童養護施設の退所者に対する自立支援金(4)1人親家庭の親が看護師や介護士、美容師などの資格を得るための職業訓練資金−の四つ。
 保育士志望の学生には月5万円を上限に2年間貸与し、資格を取得した後に県内の保育施設で5年間働けば返済を免除する。「潜在保育士」の再就職支援には最大20万円を貸し付け、県内の保育施設に2年間勤めれば返済を求めない。
 児童養護施設の退所者については、就職する場合は家賃相当額を2年間、資格取得を目指す場合は25万円を上限に実費分を貸与。進学の場合は月5万円と家賃相当額を修学年数分貸し、ともに2〜5年間の就業を返済免除の条件とする。
 1人親家庭の親の職業訓練資金は入学準備金を最大50万円、就職準備金を最大20万円を貸し付け、資格を生かした仕事に5年間就けば返済不要とする。
 財源は国の補助を活用し、県社会福祉協議会が実施主体となる。


関連ページ: 宮城 社会

2016年12月13日火曜日


先頭に戻る