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<高円宮杯U−18>粘りの守備リズム生む

FC東京ユース−青森山田高 後半40分、高橋(10)が先制のPKを決めて喜ぶ。後方は佐々木快

 青森山田高が粘って初の栄冠をたぐり寄せた。前節までリーグトップの37得点を誇ったFC東京ユースの波状攻撃をしのぎ、最後のワンチャンスを生かして1−0。喜びに沸く選手たちに、黒田監督は「最後の最後で、相手を食い止める守備を90分間やってくれた」と目を細めた。
 守備の集中力が光った。前半はシュート0本ながら、巧みな個人技でサイドを狙う相手を封じることに専念。ボランチの住永主将が「相手を自由にさせないことが最低限できた」と言う通り、素早い寄せでしのいだ。ゴール前では4バックが体を張ってシュートを打たせず、小山は「4人の組織力で守った」と胸を張る。
 堅守は徐々に攻撃のリズムを生む。後半はショートカウンターで攻める場面が増え、シュート数も7本と、2本の相手を圧倒。40分、佐々木快が倒されて得たPKに高橋が「みんながつないでくれた好機」と燃え、きっちり左隅に決めた。
 参戦する10チーム中唯一の東北勢。長時間のバス移動で転戦を強いられる厳しい日程の中、昨年の準優勝を上回る結果を出した。高橋は「ハンディを抱えても負けないのが青森山田」と言い切る。自信を胸に、高校選手権との2冠を目指す。(原口靖志)


2016年12月13日火曜日


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