岩手のニュース

<矢巾中2自殺>第三者委いじめ認定 学校に責任

 岩手県矢巾町の中学2年村松亮さん=当時(13)=が昨年7月、いじめを苦に自殺したとみられる問題で、町教委の第三者委員会は村松さんへのいじめを認定し、対応が不十分だったとして学校側の責任を指摘する方針を決めたことが12日、分かった。第三者委は年内にも調査報告書を町教委に提出する。
 関係者によると、第三者委は村松さんの1年生時代も含め、教室や部活動中に同級生から受けたいじめを認定する。学校側が昨年7月に公表した報告書で認めた6件のいじめに加え、学校がいじめと判断しなかった事案も含まれる見通し。
 村松さんが担任とやりとりした生活記録ノートには、いじめに遭っていることを訴える記述があった。報告書は、重大なサインが教員間で共有されずに担任だけに抱えさせた点などを問題視し、学校側の対応の不備を指摘する。
 町教委は昨年9月、弁護士や児童精神科医ら6人による第三者委を設置した。町教委は報告書を村松さんの遺族に渡すほか、学校で保護者説明会を開く。
 村松さんは昨年7月5日、生活記録ノートにいじめや自殺をほのめかす記述を残し、同町のJR矢幅駅で列車にひかれて死亡。県警は同級生による暴行事件として立件した。


関連ページ: 岩手 社会

2016年12月13日火曜日


先頭に戻る