宮城のニュース

<汚染廃棄物>試験焼却 栗原市長は消極姿勢

 福島第1原発事故に伴う国基準以下の汚染廃棄物の試験焼却を巡り、宮城県栗原市の佐藤勇市長は13日の市議会12月定例会一般質問で「市民の理解を得るのは難しいと捉えている」と述べ、実施に消極姿勢を見せた。
 佐藤市長は、7日と9日にあった住民説明会を振り返り「周辺環境への影響や健康不安を懸念する声が多数だった」と指摘。試験焼却の可否については「県内の全市町村が一つになり処理を進めるという考えは理解するが、市民の意見を踏まえ総合的に判断する」と明言を避けた。
 汚染牧草を堆肥化して再活用する市独自の試みに関し、この堆肥を使って育てた植物には放射性物質が移行しなかったとの実験結果を強調。今後も堆肥化を進める方針を示した。
 市は、今月下旬にある県内市町村長会議まで庁内で検討を重ね、試験焼却の可否を最終的に決める。


2016年12月14日水曜日


先頭に戻る