宮城のニュース

<女川1号機>エーとデー聞き違え 海水漏れ

女川原発=2014年5月、宮城県女川町
女川原発1号機=2014年5月、宮城県女川町

 東北電力は13日、停止中の女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)の原子炉建屋内で11月に発生した海水漏れについて、作業員が弁の開閉状態を確認する際、弁番号の「A(エー)」と「D(デー)」を聞き間違えたことが原因だったと発表した。
 11月25日に作業員2人が熱交換器室の配管にある4カ所の弁を確認した際、Aの弁が全開だったにもかかわらず、口頭での報告を聞き間違えた作業員が、点検リストに「A全閉」「D全開」と誤って記入した。
 同28日の通水時は3人で作業に当たった。通水前に全ての弁を閉じる必要があり、点検リスト上は全開となっていたDの弁を確認したが閉じていたため、3人はAの弁を確認せずに通水。その結果、海水約12.5トンが水抜き用の配管から室内にあふれた。
 東北電は再発防止策として、弁や設備のアルファベットの読み方を航空無線などで用いるアルファ(A)、ブラボー(B)、チャーリー(C)、デルタ(D)などに変更。弁の開閉状態を示す「配管系統図」を作成し、既存の手順書と突き合わせて作業する。


関連ページ: 宮城 社会

2016年12月14日水曜日


先頭に戻る