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<仙台中2自殺>館中生徒父 対策不十分と抗議

 仙台市泉区の市立中2年の男子生徒=当時(14)=が2月、いじめを苦に自殺したとみられる問題で、2年前にいじめを苦に自殺した同区館中1年の男子生徒=同(12)=の父親(49)が13日、「市のいじめ対策は不十分だ」として、奥山恵美子市長と大越裕光教育長に質問状を送った。
 父親は、市内の中学生2人が相次いで自殺した事実にショックを受け、「二度と悲しい事案を出さないという、市長と教育長との約束は何だったのか」と批判。「市の教育環境は末期症状」と厳しい文言で抜本的な対策を求めた。
 館中のいじめ自殺について、市教委は男子生徒の自殺から1年後の2015年8月に公表。奥山市長は同年12月に父親と初めて面会し、いじめ対策の徹底や再発防止を約束していた。
 父親は質問状で「なぜ立て続けに起きたのか。市はいじめ対策を強化する必要がある」と指摘し、奥山市長との面会も求めた。
 市教委は15年8月、館中のいじめ自殺を受け、市立小中高の臨時の校長会を開き、いじめの未然防止や組織的な対応の徹底を求めた。わずか半年後に市立中2年の男子生徒が自殺し、今回の抗議につながった。
 中2の男子生徒の自殺を巡っては市教委第三者委員会のいじめ問題専門委員会が7日、精神的な苦痛を受けた一因にいじめを位置付け、自殺との関連を認める答申をまとめる方針を示した。


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2016年12月14日水曜日


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