宮城のニュース

<B1仙台>片岡 代表候補合宿で存在感

ゴール下での戦術練習で、SR渋谷のチェンバース(右)と競り合う片岡

 2020年東京五輪に向けたバスケットボール男子日本代表候補選手の合宿が13日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で報道陣に公開された。セルビア出身のルカ・パビチェビッチ監督代行の下、守備の連係確認に時間を割いたメニューで、篠山(川崎)は「頭を使った練習になった。レベルアップにつなげたい」と話した。
 この日は2組に分かれて練習し、片岡と坂本(ともに仙台)、富樫(千葉)ら19人が参加した。パビチェビッチ監督代行は選手の動きに目を光らせ「日本の選手の質は高いが、もう少し向上しないといけない」と印象を語った。
 18〜20日にも別の選手が参加して合宿が行われる。

 初めて日本代表候補に選出された仙台の片岡は人一倍声を張り上げ、走りまくった。「候補だが、夢に一歩近づけた。この場にいられるのが誇り」。「JAPAN」の文字が入ったTシャツを汗びっしょりにし、内容の濃い合宿を送った。
 「声を出すのが自分の強み。笑われたっていい」。心身共に充実した20代の選手に交じり、24日に31歳の誕生日を迎えるベテランは格好をつけなかった。飛び抜けた技術がなければ圧倒的な高さもない。声で存在感を示し、いいプレーが出れば惜しみない拍手で練習を盛り上げた。
 競技を始めた仙台市松陵小2年のころを思い出し「自分は初心者、フレッシュな気持ちで臨んだ」と振り返る。「すごく緊張した」と平常心を保てず、ノーマークでシュートを外してしまう。「決めなきゃと思ってしまった。でも、逃げずにシュートを打ったのが良かった」と前を向く。
 リーグ戦と並行して行われた合宿での収穫は大きかった。仙台は12連敗中だが「40分間、高い強度でプレーすることが大切だと改めて感じた」とうなずく。約2年半ぶりに招集された坂本も「シーズン中にはなかなか経験できない基礎的な動きを鍛えられた。尻が痛い」と白い歯を見せた。(剣持雄治)


2016年12月14日水曜日


先頭に戻る