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荘園の実り 中尊寺へ

中尊寺本堂に米俵を運び込む参加者

 中世の農村景観を残す岩手県一関市本寺の骨寺村荘園遺跡一帯の農家らが11日、世界遺産の中尊寺(岩手県平泉町)に新米を奉納する「米納め」をした。中尊寺の荘園として発展するなど平泉文化とつながりの深い骨寺村の歴史を伝承する取り組みで、節目の10年目を迎えた。
 農家でつくる本寺地区地域づくり推進協議会の主催。一関市の駒形根神社を出発した一行は、ひとめぼれ10キロ入りの米俵3俵と餅、まきを徒歩とバスで運び、約3時間後に中尊寺本堂に奉納した。
 コメは中尊寺の正月行事で金色堂などにお供えされる。同協議会の佐藤薫会長は「景観を次世代に残し、世界遺産への追加登録を実現するためにも、地域を守るイベントとして続けていきたい」と話した。


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2016年12月14日水曜日


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