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<官製談合>県職員立ち会い2カ月ぶり入札会

2カ月ぶりに再開された入札会の会場

 宮城県亘理町が発注した東日本大震災の復旧工事を巡る不正入札事件を受け、町は14日、10月14日以来2カ月ぶりに入札会を開いた。町から要請を受けた県職員が立ち会い、緊張した雰囲気の中で町道工事など19件の入札を行った。
 入札会の再開は、事件の反省に立った制度改革がまとまったのを踏まえた。改革に盛り込んだ再発防止策は計8項目あり、再開初日はこのうち入札立会者の増員などを実行。立会者はこれまで入札担当の企画財政課の3人だけだったが、今回から他課の課長ら3人を加えた。
 制度改革ではまた、入札を広く公開するため本年度は県職員2人が立ち会うことも決めた。来年度以降は町民の傍聴を実現させる。
 不正入札事件では、町が発注した荒浜地区の排水路復旧工事の条件付き一般競争入札を巡り、一度確定した入札をやり直させたとして町の元企画財政課長と業者らが官製談合防止法違反などの罪で起訴された。
 町内の土木業者は「通常では考えられない事件。緊張感のある取り組みを続けてほしい」と語った。斎藤貞町長は「2度と今回のような事件を起こさないという覚悟を持ち、改革を進めていきたい」と話した。


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2016年12月15日木曜日


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