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<ほっとタイム>投票率向上諦めない

他の委員と共に表彰式に臨む前田さん(中央)

◎選挙啓発10年30代で初の表彰

 仙台市選管は3日、10年以上活動した明るい選挙推進協議会(明推協)の委員の表彰制度に基づき、青葉区の小売業前田剛典さん(31)に感謝状を贈った。18歳から選挙啓発に取り組む異色の存在。30代の表彰は2003年に制度が始まって以来、初めてだ。
 高校卒業後の04年、市選管の若者向け啓発ボランティア「選挙サポーター」に登録し、06年に当時住んでいた泉区の明推協委員に就任。08年にはサポーター経験者らで「仙挙(せんきょ)行こう会」を結成し、区民祭りなどの場で市民に投票を呼び掛けている。
 こうした活動が評価され、内規では「55歳以上」が対象の表彰を特別に受けることになった。
 この10年、市内の投票率は下がる一方。「若者向けの政策が議論されないので、若者が投票する理由が無い」と指摘する前田さんは「啓発する側の意識も変えるべきだ」と、旧態依然の活動にも苦言を呈する。
 いつまで活動するのか。即答した声は力強かった。「投票率が上がるまで」(報道部・関川洋平)


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2016年12月15日木曜日


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