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<菊田陶業>名物冬の輝き コボスタで復活

東北楽天の選手やマスコットとともに点灯式に参加した菊田社長(中央)=8日夜

 冬の風物詩として親しまれてきた仙台市青葉区堤町の「菊田陶業」のクリスマスイルミネーションが、プロ野球東北楽天の本拠地・楽天Koboスタジアム宮城(仙台市宮城野区、コボスタ宮城)に移転し、鮮やかな色彩が人々を魅了している。見物人のマナー違反が目立つため、堤町での設置を見送ったが、東北楽天関係者の好意でボールパークの新たな名物として再出発した。
 新たな会場は今季、コボスタ宮城左翼席の後方に整備された「スマイルグリコパーク」。8日に点灯式があり、高さ14メートルのクリスマスツリーなどの装飾に設置された合計約15万個の発光ダイオード(LED)電球がまばゆい光を放っている。夜間も運行している観覧車やメリーゴーラウンドと合わせ、家族連れやカップルを楽しませている。
 装飾を手掛けたのは菊田陶業の菊田浩之社長(55)。1999年、堤町の自宅兼会社の敷地にイルミネーションを設置したのが始まりで、年々電球の数を増やしてきた。口コミで評判が広まり、県外からも見物客が訪れる冬の名所となった。
 見物人が増えるにつれ、迷惑駐車などマナー違反が深刻化。近所から苦情が寄せられ、やむなく今年の設置を断念したところ、親交がある球団関係者から球場への移転を打診された。
 スマイルグリコパークの鳥飼健司園長(44)は「冬場の集客のため、イルミネーションができないかと思っていた」と歓迎。社員と何度も球場に通って飾り付けた菊田社長は「規模は堤町のときの1.5倍。球場でゆっくり見てほしい」と話した。
 イルミネーションは25日まで。毎日午後5〜9時。期間中は入場無料で乗り物は有料。


2016年12月15日木曜日


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