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<チョコ昏睡強盗>元薬科大生に懲役4年判決

 出会い系サイトで知り合った男性に睡眠薬入りの手作りチョコレートを食べさせたとして、仙台地裁は15日、昏睡(こんすい)強盗の罪で、元東北薬科大生の小浜翠(みどり)被告(24)=横手市=に懲役4年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。弁護側は「執行猶予が相当」として控訴する方針。
 加藤亮裁判長は「同じ手口を使い、約2週間で4件もの犯行に及んだ。いずれも計画的かつ巧妙、悪質だ」と指摘。「被害者は記憶の一部を失い、危険性は高かった。盗んだクレジットカードで現金を引き出しており、動機は利欲が目的だった」と述べた。
 弁護側は精神障害が影響したと主張したが、判決は「是非の分別や行動に大きな影響を与えていたとは認められない」と退けた。治療の必要性は認めつつ、「刑事責任の重さに見合った刑に服すべきだ」と判断した。
 一方、各被害者と示談が成立し、被告が反省していることなど情状を酌量すべき点があるとして刑を減軽した。
 判決によると、被告は昨年6月11日夜、仙台市内の居酒屋で宮城県外の50代の男性会社員に睡眠薬を飲ませ、寝入った隙に財布からクレジットカード3枚を奪い、不正に使った。同月16、20、24日にも別の40〜50代の男性3人に対し、同じ手口で昏睡状態にした後、カードを盗んだ。


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2016年12月16日金曜日


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