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<体力テスト>宮城やや改善…全国平均届かず

 スポーツ庁が15日公表した本年度の全国体力テスト結果によると、低迷が続く宮城県内の児童生徒の体力合計点は小5男女、中2男子でやや改善したが、いずれも全国平均を下回った。中2女子は前年度よりも大幅に全国順位が下がった。
 実技8種目を点数化した体力合計点(80点満点)は表の通り。全国順位は小5男女がともに4位、中2男子が5位上がった一方、女子は前年度の34位から45位に低迷した。
 小5の女子は合計点で現行のテストが始まった2008年度以来、過去最高を記録し、全国平均との差が縮小した。近年横ばいが続く男子も0.31ポイント増加した。中2の男子は全国とほぼ同水準だったが、女子は0.23ポイント低下し、全国との差も1.55ポイント広がった。
 種目別は小5の男子が4種目、女子が7種目、中2男子が6種目で向上。中2女子で上がったのは2種目にとどまり、ほかは前年度を下回った。
 県教委は、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部と県全体の体力合計点を比較したが、大きな違いはなかった。校舎、校庭などが大きな津波被害を受けた南三陸教育事務所管内(気仙沼市、南三陸町)の小5男女は県平均を上回った。
 県内では、小5男女、中2男女のいずれも肥満が多い傾向が続いている。県教委は学校と家庭の連携を強化し、生活習慣の改善や運動習慣の確立を図っていく方針だ。
 県スポーツ健康課は「子どもの健康管理には家庭の協力が不可欠。各校の効果ある取り組みを研究し、広げたい」と話す。
 調査は、県内の公立小中学校590校計38058人を対象に今年4〜7月に実施。(1)握力(2)上体起こし(3)長座体前屈(4)反復横跳び(5)持久走または20メートルシャトルラン(6)50メートル走(7)立ち幅跳び(8)ソフトボールまたはハンドボール投げ−の8種目を測定した。


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2016年12月16日金曜日


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