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被災者向け墓地整備 名取市

 東日本大震災の津波で宮城県名取市沿岸部の共同墓地が流失したことを受け、市は墓の所有者や犠牲者の遺族のための「被災者等市民墓地公園」を同市小塚原地区に整備する。2020年1月の利用開始を目指す。
 15日の市議会議員協議会で市側が示した。墓地公園の計画面積は8.2ヘクタールで、2区画に計550基分の墓地を用意する。計画地の60%を緑地帯とし、芝生広場やジョギングにも使用できる道を造る。駐車場は墓地近くと芝生広場付近に計126台分を設ける。17年10月着工、19年9月完成を見込む。
 隣接する2ヘクタールには約2000基分の一般向けの市民墓地も整備する。20年7月の利用開始を想定する。
 被災した閖上地区に戻りたくない被災者に配慮し、内陸の名取が丘地区に造る災害公営住宅については、計画33戸に対し、7日現在で98世帯が入居を希望していることも報告した。山田司郎市長は「抽選による決定となるが、漏れた方にはきめ細かく対応していく」と理解を求めた。


2016年12月16日金曜日


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