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<台風10号>河川改修 岩手県が説明会

工事の計画範囲を示した図を見る住民たち

 台風10号豪雨で氾濫した岩手県岩泉町の安家(あっか)川の改修工事について、県は14日夜、民家約50戸の移転が必要となる安家地区の安家小中体育館で住民説明会を開いた。
 県は航空写真に計画範囲を示しながら工事概略を説明。地区中心部を流れる安家川の2.7キロで川幅を現在の20〜30メートルから約50メートルに広げる。安家地区は川沿いに住宅が立ち並ぶ。中心部の約300戸のうち50戸程度の移転が必要となる。
 説明会には約100人が参加。家が計画範囲に含まれた農業佐藤カツコさん(73)は「全壊して取り壊しも考えたが、修理して住むと決めていた。どこに住むことになるのか。もう年なので早く落ち着きたい。不安だ」と話した。
 来年1月以降に測量や詳細設計を始め、4月以降に再び説明会を開く。事業費は67億3000万円。2019年度の完成を目指す。
 県は管理する7河川で工事を計画。岩泉町では小本(おもと)川の下流域でも50戸程度の家屋移転が見込まれる。地区別に説明会を開く。
 県岩泉土木センターの佐藤茂之河川港湾課長は「災害に強く長く住める町にするため、協力をお願いしたい。住民の思いを踏まえ検討を重ねる」と語った。


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2016年12月16日金曜日


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