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<政活費不正>阿部氏告発 見送り主張

 山形県議会の民進、社民両党議員らでつくる会派「県政クラブ」(9人)は14日、政務活動費(政活費)の不正支出で議員辞職した阿部賢一氏(64)に対し議会運営委員会が決めた刑事告発を見送るよう求める見解を公表した。告発は全会一致が難しい情勢となり、断念の可能性も出てきた。
 同日あった県政クラブの会派協議会で決定した。理由として、阿部氏が既に議員辞職し、不正支出とされた約605万円を全額返還する意思を表明するなど社会的制裁を受けていることを挙げた。
 阿部氏が自らの後援会を解散する意向を示し、議長と自民党、県政クラブ両会派代表に「今後政治活動には関わらない」と連絡したことも考慮したという。
 県政クラブの阿部昇司代表は取材に対し、「阿部氏1人を告発するのではなく、政活費の使途の透明性を高めるなど制度改正を通して、県民からの不信に対応したい」と話した。
 最大会派の自民党(31人)は既に告発を求める結論を出している。
 議運委員の一人は「全会一致を原則と考えてきたので、刑事告発するには厳しい状況だ」と話した。


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2016年12月16日金曜日


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