広域のニュース

<体力テスト>岩手・秋田 平均上回る

 スポーツ庁が15日公表した2016年度全国体力テスト(小学5年、中学2年対象)で、東北各県の体力合計点は岩手、秋田が小中学生の男女とも全国平均を上回った。秋田は小学男女がともに全国3位に入った。宮城は小中学男女とも全国平均を下回った。

<青森/瞬発力が課題>
 体力合計点は小学女子が56.15点で全国平均を上回った。小学男子(53.72点)、中学男子(42.08点)、中学女子(48.61点)はいずれも平均を下回る結果となった。
 種目別では小学男女が長座体前屈、50メートル走、立ち幅跳びで平均を下回った。中学は男女とも握力が平均を上回り、男子は長座体前屈、立ち幅跳びでも上回った。県教委は「50メートル走、立ち幅跳びなどの瞬発力向上が課題」と指摘した。
 全国のテスト結果が小中学生ともに回復傾向が表れたのに対し、青森県は現状維持にとどまった。

<岩手/運動習慣定着>
 体力合計点は小学男子54.29点、小学女子56.73点、中学男子43.82点、中学女子51.08点で、全て全国平均を上回った。
 種目別では、中学は男女のハンドボール投げ、男子の上体起こしと立ち幅跳び、女子の反復横跳びが東北トップだった。50メートル走は小中の男女いずれも全国平均を下回り、走力に課題が出た。小学は男子の長座体前屈と立ち幅跳び、女子の長座体前屈が下回った。
 1週間の総運動時間が60分未満の割合は、小中の男女いずれも全国平均より低い。運動習慣が定着している傾向にある。

<宮城/小中平均以下>
 体力合計点は小学が男子53.06点、女子55.01点、中学は男子42.08点、女子48.01点。いずれも全国平均に及ばなかった。順位は小5男女、中2男子が前年度より上がった。
 運動が「好き」と回答した割合は小学男女、中学男子で全国平均を上回ったが、中学女子は1.10ポイント下回った。スポーツクラブ加入率は小学男女が全国より13〜15ポイント低く、中学男女の運動部加入率は全国より10ポイント近く高かった。
 1週間の総合運動時間は小学男女が全国より50分ほど短いが、中学男女は10〜40分長かった。

<秋田/小学男女3位>
 体力合計点は小学男子が56.40点、小学女子が59.04点でともに全国3位。中学男子は44.03点、中学女子は51.12点で全国平均を上回り、小中学全てで東北トップだった。
 小学の反復横跳びなどが好成績な一方、小学男子の50メートル走と中学女子の持久走が平均を下回った。
 「運動が好き」と答えた割合は小中学全てで平均を上回った。中学女子の1週間の総運動時間は全国を上回ったが、総運動時間が60分未満の割合は全国より高く、県教委は「運動習慣の二極化傾向がみられる」と分析した。

<山形/前年を上回る>
 体力合計点は、小学女子55.79点、中学男子42.50点、中学女子49.71点で、全国平均を上回った。小学男子(53.46点)は平均を0.46点下回った。前年に比べ、いずれも合計点が上昇した。
 種目別では握力、20メートルシャトルラン、持久走、ボール投げでいずれも平均を上回った。中学男子は9種目中7種目で平均を超えた。
 1週間の総運動時間は中学女子で平均を約36分上回ったが、小学男子は約81分下回った。「運動が好き、やや好き」と答えた割合は小中学男女で上回り、最も高い小学男子は94.8%。

<福島/過去最高点に>
 体力合計点は小学男子53.42点、小学女子56.22点、中学男子41.20点、中学女子48.40点。いずれも過去最高点で、小学女子は全国平均を上回った。種目別は握力が小中ともに平均を超え、上体起こしと長座体前屈は小中の男女いずれも平均を下回った。
 運動部への所属割合は男子は小中ともに8割以上。「運動が好き」は全て平均を下回ったが、「体育の授業が楽しい」は小学女子を除き平均を上回った。県教委は「柔軟性は課題だが、授業での体づくりプログラムの成果が着実に出ている」と説明した。


関連ページ: 広域 社会

2016年12月16日金曜日


先頭に戻る