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<DMM詐欺>宮城で急増 架空料金請求

 成人向け動画やアニメなどを配信する「DMM.com」をかたり、架空の未払い料金を請求する詐欺が宮城県内で急増している。昨年8月、県内では初めて発生した新手の詐欺。今年の被害は今月16日現在で21件、被害総額は昨年同期の6倍超に当たる計1634万円に達した。
 県警によると、DMMをかたった詐欺被害は昨年同期は2件(被害総額計252万円)だった。今月13日には、石巻市の公務員の女性(40)が電子マネー計435万円をだまし取られたことが分かった。
 犯行は携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用し、「有料動画の未納料金がある。連絡がなければ法的手続きに移る」と送りつける手口。電話するとプリペイドカード式の電子マネーを買い、カード番号を伝えるよう要求される。
 電子マネーはカード番号を伝えるだけで受け渡しが可能で、新たな詐欺の手口として広がっている。県内のDMM詐欺の平均被害額は40万円前後で、捜査関係者は「現金を受け取る『受け子』役が不要で、犯人にとっては捕まるリスクが低い」と急速に広がった背景を分析する。
 アダルト動画に絡む詐欺は、被害者に「他人に知られたら恥ずかしい」といった心理が働き、表面化しにくい。県警は「実際はもっと多くの人が被害に遭っているはずだ」と話し、まずは相談するよう呼び掛けている。


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2016年12月17日土曜日


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