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国際認証材活用をPR 南三陸町

FSC材を多用した新庁舎の工事現場を見学する関係者=南三陸町志津川

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町は16日、同町志津川沼田で再建を進めている町役場庁舎の現場見学会を実施した。町は新たな庁舎と同町歌津桝沢で建設中の歌津総合支所が、環境に配慮した森林経営を後押しする森林管理協議会(本部ドイツ、FSC)の認証材を多用し、国内の公共施設で初めて「全体プロジェクト認証」を受けたことを明らかにした。
 見学会には、県内の自治体や建設業者ら約100人が参加。総合ケアセンターであった説明会で、佐藤仁町長は「新庁舎を、国際認証を取得したFSC材のショールームにしたい」と思いを述べた。
 設計会社の担当者は、新庁舎1階に設けた住民の集いの場「マチドマ」の機能などを説明した。参加者は工事現場に移動し、外壁工事が進む現場を見学した。
 新庁舎は鉄筋コンクリート一部木造3階、延べ床面積3772平メートル。来年9月末に完成する。総工費は歌津総合支所と合わせて約24億円。
 全体プロジェクト認証を得るには、建物や内装、家具に使う木材のうち、FSC材が5割以上を占めなければならない。新庁舎と歌津総合支所は建物の骨組みだけでも、地元の南三陸杉を中心にFSC材の使用割合が7割を超える。


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2016年12月17日土曜日


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