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<C−HR>受注多数 工場に活気

蛍光灯の光を浴びて最終検査を受けるC−HR

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は16日、岩手工場(岩手県金ケ崎町)であった小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C−HR」のラインオフ式に合わせ、生産ラインを報道関係者に公開した。既に多くの受注があり、工場内は納車に向けた活気が漂った。
 サスペンションの装着工程では、組み立てラインを流れる車体に従業員が2人がかりで対応。部品は別ラインから自動で運ばれ、流れるような作業が続いた。
 C−HRはトヨタ東日本が開発段階から手掛けた。当初は主に海外向けにトルコ工場のみで生産を計画したが、国内の小型SUV人気を受け2014年、岩手でも生産すると決まった。
 トルコ工場と連携し、生産性向上を徹底。岩手工場の主力車種アクアの1.5倍の部品数があるにもかかわらず、既存ラインを活用し、大規模な設備投資は実施しなかった。
 ラインオフ式でトヨタ自動車の吉田守孝専務役員は「短期間で生産準備を整え、建屋増築やライン延長をせず投資も抑制してくれた」と評価。白根武史社長は「環境変化にいかに対応できるかが競争力の源泉。C−HRの開発は大きな自信になった」と述べた。


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2016年12月17日土曜日


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