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ホームスパンの可能性探る

職人と学生がホームスパンの発展を考えた意見交換会

 岩手県で技術が受け継がれる英国発祥の毛織物「ホームスパン」の可能性を探ろうと、岩手県立大盛岡短期大学部の菊地直子教授(衣服材料学)の研究室は、職人と学生による意見交換会を盛岡市のアイーナで開いた。
 同研究室は9月、県内6カ所の工房と協力し、羊毛の紡ぎや染色を体験できる若者向けワークショップを企画。参加した学生ら17人が職人から教わった知識を基に、ホームスパンの発展の方策を話し合った。
 赤ん坊のおくるみなど祝い事の贈答品として定着を図るといった提案のほか、ヘアバンドや乗用車のハンドルカバーに作品の幅を広げ、若者ファンを増やそうというアイデアも出た。
 岩手大教育学部4年の佐々木祐佳さん(22)は「マフラーやジャケットは高価で、若者は手が出ない。まずは小物で技術の高さを知ってもらったらいいと思う」と話した。
 盛岡市の中村工房の職人中村和正さん(32)は「新鮮なアイデアばかりで宿題をもらったという感じ。販売会など若者がホームスパンを手に取る機会を増やしたい」と語った。


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2016年12月17日土曜日


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